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虫歯予防
2021.07.22(木)
こんにちは、きれいわ歯科です。
岡山市の学校も夏休みに入りました!!オリンピックも始まります!!
梅雨もあけて気分も盛り上がってきますね。
きれいわ歯科からの夏休みの過ごし方の提案として、
この夏、子供さんのお口の環境を今一度確認してあげてください!!
毎日の仕上げ磨きができなくなってきているお子さん!!ジュースや甘い物が大好きなお子さん!!要注意です。
学校の検診で要確認といわれた方も夏休みの間に歯科で口腔内の確認しておきましょう!!
今回のブログのテーマは以前にお話したフッ素と同じくらいよく耳にするキシリトールについてお話ししていこうと思います。
キシリトールは糖アルコールという物質で、分子構造が糖に近いので、人間は甘みを感じるているのです。
この糖アルコールという物質は砂糖とは違う甘味料となりますので、虫歯にはならないのです。
主に白樺やカシなどの樹木から抽出したものがありますが、キシリトールは果物や野菜などにも含まれていて身近に摂取しているのです。
なぜ、このキシリトールですがどうして虫歯予防にいいのかというところですよね!!
そもそも、むし歯というのは口腔内に存在する菌、特に虫歯菌ともいわれるミュータンス菌が糖を吸収し酸を作り出す。
その酸によって歯が溶け出し虫歯になるのです。
そこでキシリトールを摂取することによって、
ミュータンス菌はキシリトールを消化することが困難なため、酸を作り出せず、活動を弱めます。
(人間にとっても消化が困難な物質では変わりないため、一度に大量に摂取するとお腹を下すといった症状をおこしてしまいます。)
他にも、唾液中のカルシウム濃度を高める効果もあり、虫歯になりかけていた部分を修復してくれるという働きがあります。
この様なことから虫歯予防ににつながるといわれているのです。
摂取するタイミングは「食後すぐ」と「就寝前」がおすすめです。
むし歯菌が糖を取り込むため活発化している時に、キシリトールを送り込んで増殖を防ぎます。なるのです。
就寝中はお口が乾燥してむし歯菌が活発化しますので、むし歯菌を減らしておくことで予防になるのです。
キシリトールを選ぶポイントは歯科専売品のキシリトール100%かどうか見てほしいポイント
キシリトール80%や50%の物があったりしますが、この場合残りの20%、50%に砂糖が入っているので、虫歯予防という点では100%の物が1番安心です。
フッ素やキシリトールを取り入れた予防方法をしていれば完璧のように聞こえるかもしれませんが、
予防の基本は毎日の歯磨きです。
キシリトールではむし歯菌を減らすことはできても、むし歯菌の温床になる歯垢の除去はできません。
歯磨きでキレイに清掃する必要があるのです。
食後と就寝前、キシリトールガムを噛む前に歯磨きが理想です。
そして1日1回以上は、フロスや糸ようじを採り入れ歯間も念入りに掃除をおこなっていきましょう。
セルフケアでは限界もあります。定期的に歯科を受診しチェックを受け重症化となる前に治療を受けましょう。
岡山歯医者 きれいわ歯科