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きれいわ歯科 補綴症例
2022.08.18(木)
こんにちはきれいわ歯科です🦷🪥
今回は久しぶりにきれいわ歯科の症例をご紹介!!!
セラミックによる口腔内の審美改善をされた方ですが、
とても咬合圧の強い方で、セラミックを入れていたところが割れるという事がありました。
ご本人も自覚はされていますが、マウスピースの装着はどうしてもできないということで、
詰め物をジルコニアに変えるということを今回はおこなっています。
まず、この方の来院時の主訴は左下詰め物の脱離です。
痛みもなく、できたら金属は無くしていきたいということで来院されました。
初診時の写真
歯の削れが多く見られています。上の歯と下の歯がすり合わさり、削れてしまっています。
歯ぎしり・くいしばりなどでダメージを受けてしまっているお口という状態・・・
しみていたり、痛みがあれば詰めたり被せたりと治療をおこなっていきますが、
症状は今のところないという事でしたので、このまま様子を見ていきます。
この方のように力の負担が大きくかかる方には、セラミックの種類の中でもジルコニアセラミックといわれる素材をお勧めします。
ジルコニアセラミックは、
2005年厚生労働省から認可を受け歯科材料として使用されるようになりました。
強度が非常に高く、透明感が劣る点はありますが、奥歯などの力がかかりやすい場所には向いています。
最終日にとったお口の中です。
いかがでしょうか?
この方、今回の治療を行っていくなかで、大きな虫歯が見つかり、神経を取る治療も3本おこなっていますが、
初診時のお口の状態と比べてみてもとてもきれいなお口だと感じませんか?
メタルフリーになると、金属アレルギーの心配はなくなり、歯肉の色素沈着による審美性を損ねてしまったりすることもありません。
虫歯のリスク軽減にもつながりメリットは多くなります。
金属アレルギーといっても今まで入っていても気になったことがないという人もいらっしゃると思います。
この様な方でも、アルミ箔を噛んだりすると嫌な感覚をあじわった経験はないでしょうか?
ガルバニー電流といって、お口中にある金属とアルミ箔との間に微弱な電流が発生。
このような現象は性質の違う金属が口腔内にある事で同じような現象が起こっています。
長期間この現象が起こることで金属イオンが溶け出し、アレルギー症状を起こしてしまう事があるのです。
きれいわ歯科がセラミックをお勧めさせて頂くのには、
金属ではできない審美改善・二次的虫歯のリスクを軽減・補綴物を長期使用できる点
将来を見越した歯の健康維持につながるお勧めさせて頂いています。
もちろん自費診療となれば、高額治療というイメージが強く贅沢と思われている方も多くいらっしゃいます。
ただ、自費診療の材料の良いところは、長期間使っていくことのできる物。
…となれば考え方が変わることもあるはずではないでしょうか?
保険診療がお得と思われるか、自費診療がお得?となるのか・・・
人それぞれ価値観・考え方があると思いますので、しっかりお話しをさせていただき納得のいく治療をおこなっていきましょう!!
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