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むし歯はあるのに治療しなくて本当に大丈夫? 岡山きれいわ歯科
2023.02.19(日)
こんにちはきれいわ歯科のブログを見ていただきありがとうございます。
2月バレンタインですね!!バレンタインフェアを色々な所で見かけますが、
チョコレートといえば・・・・虫歯を連想する方も多いのでは?!
チョコレートといっても主成分のカカオには虫歯菌の餌となる物は含まれていませんが、
加工していく中で甘味料として使われる砂糖が虫歯の主な原因となってしまうのです。
今回のブログでは初期虫歯についてお話ししていこうと思います。
「ここ虫歯になっていますが、経過観察で大丈夫です。気を付けておいてください」
歯科でこの様なことを言われたことありませんか?
このむし歯って治療しなくて本当に大丈夫?って思ったことないでしょうか?・・・・
今日はこの虫歯についてお話しさせて頂こうと思います。
治療しない虫歯というのは、表記で表すとC0としています。
C0は歯の表面のエナメル質が溶け始めている状態で、虫歯の穴はまだ空いていません。
痛みもない状態ですが、この状態である事を認識することはとても大切です。
C0の段階の治療では歯を削る必要がありません。
主な治療法は正しいブラッシングや、歯を修復する力のある「フッ素」を塗布して虫歯の進行を防ぐなどが一般的です。
COと判断されて根気強くケアを行うことで、改善された一例がしたの写真です。
一度Coになってから、改善されるまでの期間もそんなに短いものではありませんが、
歯を削らずに健康な歯を維持できているという事は、これまでの歯科治療のお話しを振り返るととても価値のある事だと思います。
なぜこのようなことができるのか・・・
むし歯は、歯垢(プラーク)汚れが出す酸によって歯が溶け歯に穴が開いてしまう事を意味します。(詳細は2021.2.5のブログをご覧ください。)
そして、唾液によって溶け出した成分を補い歯を修復しているのです。
口腔内ではこの歯を溶かす脱灰と修復する再石灰という働きがあり、同じ程度で行われることで虫歯が進行していくことはなく健康な歯が保たれます。
これらのバランスが崩れないようにホームケアの向上が必要なのです!!
ホームケアが的確に行われているのか、虫歯が進行していないか、プロによる確認・クリーニングによりお口の健康を維持していきましょう!!!
60歳以上の男性のアンケートによれば、若い時からメンテナンスしておくべきだった体の部位の1位に過半数で歯と回答されているデータがあります。
(2位は目 3位は腰)
後悔する前に定期検診に歯科へ行きましょう。
歯科領域の疾患と全身の疾患(心臓病、早産、流産、糖尿病、、、etc)は強くリンクしていることが研究によりわかってきています。
お口の健康は全身の健康に関わるということです!!
歯科は怖い、痛いという潜在意識がありますが、定期検診でクリーニングをするだけでは痛みを伴うことはありません(知覚過敏が強い方はお声掛けください。)
歯を綺麗にすることは、美容院・理容院で身だしなみを整えると同じような感覚だと私自身は考えております。なぜ髪を3ヶ月に一度きれいにするのに、お口の中は
気にならないんだろうと、、、
マスク着用が緩和されるという報道が日々されてきてます。今のうちにお口元の身だしなみのチェックをおこなって、あなたのすてきな笑顔を作っていきましょう!
岡山 歯医者 きれいわ歯科