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テトラサイクリン症 治療症例
2023.06.22(木)
こんにちは、きれいわ歯科です🦷🪥
6月になりました。今年ももう折り返しです!!時が経つのはあっという間・・・
歯のメンテナンスもまだ良いかなっと延ばしていると、
あっという間に1年、2年と、過ぎていきますよ!!
では今回はきれいわ歯科に来ていただいている方をご紹介!!
テトラサイクリン症の患者様の劇的before-afterです!!
上の写真のように歯の色がグレー、イエロー、ブラウン色などで横縞模様になって現れる状態のものを
テトラサイクリン症といいます。
原因としては永久歯の形成時期である生後から8歳頃までにテトラサイクリン系の抗生剤を服用していたことによる副作用。
このような報告が認められ、現在はほとんど使われなくなっています。
昭和40年代頃に風邪薬のシロップや呼吸器系の治療薬として使われていたため、現在の50代くらいの方に多く見られています。
このような歯の治療といういのは、
ホワイトニング・ラミネートベニア・補綴による修復などがあります。
今回はホワイトニングによって改善した症例をご紹介します
初回時
前回から半年後☟ オフィスホワイトニング1回目
ホームホワイトニングにて継続してホワイトニングをおこなってもらいました
前回から半年後☟オフィスホワイトニング2回目
引き続きホームホワイトニング継続
前回から1年半後☟
とてもテトラサイクリン症だった歯とは思えないほど、明るい清潔感のある歯になりました。
テトラサイクリン症の方が皆さんこの様な歯を手に入れることができるのか?という事ですが
どの治療において100%はありませんが
しっかり医師による判断のもとそれぞれのBESTの治療を探していくことがとても大切です。
自己判断による治療はおやめください!!!
最後にテトラサイクリン歯の情報を少しお話ししますね!!
テトラサイクリン症の歯には5つの分類に分けることができます。
●0度(T0)テトラサイクリンの影響がない歯
●1度(T1)軽度のテトラサイクリン変色歯
歯の全体が黄色~灰色で縞模様がない状態
●2度(T2)中程度のテトラサイクリン変色歯
茶色がかった黄色~濃い灰色の変色歯👈今回の症例の方はこのレベル
●3度(T3)重度のテトラサイクリン変色歯
青味が買った灰色の変色歯やはっきりと縞模様やグラデーションが見られる状態
●4度(T4)かなり強度のテトラサイクリン変色歯
変色がかなり強い歯となります
1~2度の方は、ホワイトニングで改善しやすいと言えますが、
個人差が大きく、必ず担当医師にご相談ください。