ブログ|岡山市北区津島京町の歯医者|きれいわ歯科

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治療症例1 神経のない歯の痛み

2021.07.10(土)

こんにちはきれいわ歯科です。

 

今週は7月7日の七夕がありましたが、天の川もみれませんでした・・・皆さんは短冊に何をお願いしましたか?

 

岡山の飲食店ではやっとこれまで通りの営業ができるようになりました。

美味しものを食べて、この暑い夏を乗り切りたいところです!!

 

これまでのきれいわ歯科でのブログでは、来院された方のホワイトニングや補綴などを紹介させて頂きました。

今回はきれいわ歯科でおこなった根管治療のその後の経過を見ていただこうと思います。

 

64歳 女性 Wさん

初診時 : 1週間前から左下が痛いということで来院

一度根管治療を行っている歯の根の先に黒い影がある事が分かります。

この様な場合、一度も根管治療を行ってない歯と比べると治療はかなり難しいものになります。

なぜ神経取った歯なのにいたいのか、Wさんも不思議そうでした。

 

wさんは治療開始して10日ほどで症状は全く気にならないという事でした。

 

 

根充時 : 根尖までしっかりと薬が詰まっている事が確認できます。

被せ物はジルコニアで作成-

Wさんの場合、上側にも症状は出ていなかったのですが、同じように歯根の先に黒い影があることを確認。

引き続き治療を行いました。

 

初診時から8か月

上顎も下顎も根管治療を行った歯の黒い影のあったところには、白く映っています。骨がしっかりと再生していることが伺えます。

 

Wさんのように一度神経を取った歯であるになんで痛みがでるの?!と不思議に思われる方もいらっしゃると思います。

原因は歯根破折や詰め物の隙間ができることなどによって、

細菌感染がおこり細菌が増殖することによって根の先に膿ができると膿は周囲の骨を溶かすため、レントゲンを見たときに黒い影となって映るのです。

この場合の痛みは、しみる痛みではなく

噛むと痛い、

歯茎を押すと違和感がある

などといった虫歯の痛みとは違った症状が出ます。

実際、痛みはないけどレントゲンを撮ってみて、あの黒い影を見つけるという事もあります。

一度神経を取った歯の状態を定期的に受診し確認をすることは大切なのです。

 

また、きれいわ歯科ではマイクロスコープを使った根管治療が可能です。肉眼、拡大鏡では見落とすようなものまで確認でき、

根管治療の成功率を上げることが可能です。(保険診療で使用もできます。)

 

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