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ホワイトニングでなくても…
2021.08.29(日)
こんにちは、きれいわ歯科blogをいつもみてくださってありがとうございまます。
「ホワイトニングの薬剤を使わなくていいので、自然な白さになりたい」
という方がいらっしゃいました。勿論着色汚れを除去してあげるだけでも歯を白く感じることはできます!!
お話しを聞いていくと、
ホワイトニングをしたらこんなに👆白くなるんですよねと・・・
では、どのくらい白いと不自然にみえるのでしょうか?
歯の明るさを示すシェードガイドで、お伝えしていきます。
シェードガイドは各種メーカーからさまざまなタイプが出ていますが、今回はVITAシェードガイドを基準にしてお話ししていきます。
日本人の標準的な色はA3~A3.5です。
歯が白いなと感じる人でA2くらいです。ですので、これ以上白くなれば違和感として感じるようになります。
他にも、
赤系をA、黄色系をB、灰色系をC、赤灰色系をDで示します。
そして、A1A2A3…..というように数字が小さい方が明るい色になるのです。
こういった感じです。
赤系をA、黄色系をB、灰色系をC、赤灰色系をDをすべて混ぜて色分けすると、このようになります。
色味によってより白く見えることがお解かりいただけたのではないでしょうか?
シェードガイドにはB1よりももっとも明るい、
ピンク系のNP1.5、NP2.5と、白系統のNW0.5、NW0というものもあります。
しかし、ホワイトニングの指標としては16色で十分なのです。
日本人の標準的な色から考えるとB1でも11段階も明るい色であると思うと、かなり白い歯であると思いませんか?
つまり、B1を通り越した白さは逆に不自然に見えてしまうので、指標としても必要がないということになるのです。
この位白い歯の人を最近メディアでよく見かけませんか?
白い歯は清潔感があり、さわやかなイメージを持たれる事もあります。
しかし、不自然な白さなのかどうか、
それぞれの好みや価値観がありますので、
自分のイメージする白さをしっかり伝えて欲しいのです。
そして、
ホワイトニングを続けていればW系統までの色味まで白くなるというものでもありません。
今後もご自身の歯を清潔に健康的に維持して欲しいと考えていますので、
お話させていただき、安全に使用していただけるようお願いいたします
自然な白色を望まれる方はA1を目標にされる事をお勧めします^_^
今回は、
【自然な白さを求めてる方がホワイトニングをすると不自然な白い歯になると思われていた】
という出来事からこのようなお話しをしてみました。