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口が開かない!!!ほっておいたら治る!???
2022.01.27(木)
こんにちはきれいわ歯科のブログを見て頂きありがとうございます。
岡山市では
令和4年1月9日成人式がありました。
新成人の皆さん、そして保護者の方々おめでとうございます。
コロナ禍の成人式ではありましたが、今年、式典が行われたことは本当に良かったともいます。
さて、今回のテーマですが今回は来院されている方の治療を見ていただこうかと思います。
この方は、きれいわ歯科が開業して4か月が過ぎた頃に来院されました。
口が開かず、その後矯正をして嚙み合わせの改善をされました。
初めて来られた時のお話し・・・
「口が開かない、気づいたら開くようになるので、そのままにしていましたが、今回はなかなか治らないみたいで、
食事する時にとてもあけにくく、顎も痛いような感じがあって診て欲しいです。」
ということでした。
診察したところ、指2本縦に入るか入らないかというところまでしか口が開かず、
開けると顎に違和感があるということでした。
まずは
マウスピースを使用し、口の周りの筋肉をほぐしていき症状を軽減していきました。
型取りは通常よりも高さのないトレーを使用して、患者さんの負担が少ない程度に型取りをさせて頂きました。
マウスピースを使用していただき、顎の違和感自然に口が開けるようになるのに2か月程かかりました。
➡
上の前歯1本が奥に下がっており、下の歯の方が前に出ているところがあります。
この箇所が、この方のかみ合わせで一番の問題点なのです。
この様に写真・模型などを使用し、顎関節症の原因となっている噛み合わせについてご説明させていただきました。
今はマスクを使用しているし、歯並びも良くなるならと矯正をおこなって症状の改善をご希望されました。
月に一度メンテナンスに来ていただき矯正も順調に進めていきました。
1年後の状態です
下がっていた前歯が周りの歯と同じ位置に並んできています。下の歯を乗り越えて前に出ているのも見てわかると思います
矯正装置(ワイヤー・ブラケット装置)を取ったのはこれから2か月後です。
見た目にも改善ができ、ご本人はすごく喜んでいらしゃいました。
この方の治療後のお話し
「痛みというほどではないが、気になる刺激みたになのは処置後に何度かありました。
我慢できる程度でしたし、1週間もすると気にならなくなっていました。
矯正は痛みもあると聞いてたので、不安に思っていたけど私は問題なかったです。
痛いと感じたのは、ワイヤーが唇の裏側にあたったときだけです!!それも、すぐ対応してもらったので大丈夫でした。」
ここで少しご説明します。
歯科矯正において痛みの理由は大きく分けて2つあります!!
①歯が動くときに感じる痛み
➁矯正装置が舌や口の粘膜にあたることで傷つけてしまうことでの痛み
痛みには個人差はありますが、虫歯や歯周病の痛みとは別物。
痛みの対処法としては、
①であれば、基本的には処置後3日から1週間で自然に落ち着きます。
矯正装置も進歩しており、昔のワイヤーよりも弱い力で継続的に動かす力を与えることができるようになっていますので、矯正=痛いとは変わってきております。
(以前矯正をされていたという方の中に、痛みに耐えれず途中でやめたという方がいらしゃいましたがそのようなケースは最近ではなくなってきているように思います。)
➁であれば、調整によって改善します。潰瘍ができるまで我慢せずに痛みが出たらすぐにお越しください
現在、保定装置を歯の裏側にしております。
動かしたばかりの歯が元の位置に戻らないようにしばらくの間装着する装置です。
この方の今後は、
定期検診によりメンテナンスをおこない、保定装置があることで清掃しにくいところもケアさせて頂くようになります。
口が開かないことがある方、開けにくい方。
歯並びが気になっている方、一生ご自身の歯で不自由なくお食事できるようにきれいわ歯科がお手伝いします。まずはご相談ください!!