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2022年4月から白い歯の適用範囲が広くなりました!!
2022.06.24(金)
こんにちはきれいわ歯科です(⌒∇⌒)
今回の内容ですが、きっと多くの方に興味を持っていただける内容になっております。
というのも、皆さんは、歯の治療をしていく中で銀歯になるのかな?白い詰め物で治療できないのかな?と思ったりしませんか?
もちろんご自身の歯ですから、希望があると思います。
今回、紹介となる保険診療の詰め物が一体どのようなものなのかをお伝えさせて頂き、
患者さんの選択肢の一つとして考えていただけたらと思います。
また、白い歯だと高い治療になるんじゃないか?歯にお金かけれないから今は痛みないし、
まっいいかと治療が遅れるという事が、なくなるといいなと考えています。
では本題になります!!
これまでも保険でできる白い歯はありました。
cadcam冠といって、レジンとセラミックを混ぜた素材のものです。
従来、自由診療の項目にあるハイブリットINやハイブリットクラウンとよく似た素材の物で、2020・4月から保険適応になりました。
注意していただきたいのが、
自由診療のハイブリットの物と全く同じ素材の物が保険適応になったのではなく、
審美性や耐久性には自由診療の物より劣っていしまう点に違いがあります。
そして、保険適用には治療を受ける側の条件というものがあります。
残っている歯の状態・本数や金属アレルギーの有無です。
適用できるかどうかは医院に来られた際に尋ねてみてください!!
2014年に先進医療から健康保険に導入されたCADCAM冠ですが、
このように☟歯の全周を覆うような形をしています。
保険適用箇所は
2020年4月に下の図の黄色のついている箇所のみ適用となり、
赤色の箇所については青色の歯がある方のみ保険適用です。
金属アレルギーの診断を受けた方については、赤い箇所・青い箇所でも保険適用可能となりました。
2020年9月に前歯部(下のピンク色の箇所)も保険適用となりました。
ここで被せ物(全周を覆う被せ)は、ほとんどの歯で保険適用の白い歯が入るようになりました。
そして、今年。
2022年4月に保険内容の改正に伴いインレータイプの物が加わり、保険診療にさらなる進化が起こりました。
これまで被せるタイプのみ白い歯は適応でしたが、部分的な白い詰め物も入れることができるようになりました。
ここにも条件はあります適用箇所は黄色の箇所
(但し削る場所によって適用外になる事があります)
赤い部分は青色の歯がある方のみ保険適用となります。
条件はCADCAM冠と同じですので、金属アレルギーの方は赤い箇所・青い箇所でも保険適用可能となりました。
このように保険診療でも白い歯が入るようになり、アレルギーの方の負担や審美性にもメタルにはない良さがあります。
しかし、CAD/CAMはこれまでの保険治療のデメリットをカバーできる素材となる所もありますが、
オールセラミックなどの自費診療の物に比べると耐久性や審美性にはまだまだ劣っている点はあります。
選択肢が増え歯科治療は進化していっていますが、
ハイブリットなどの名称も含め材料について勘違いが起こりやすいことも・・・
適合性や虫歯のリスクなどもふまえて、
ご自身に意向にあった素材選びを一緒に考えていきましょう!!!