ブログ|岡山市北区津島京町の歯医者|きれいわ歯科

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きれいわ歯科症例特集1

2021.04.24(土)

こんにちは!きれいわ歯科です。

最近は春の嵐といっては急に寒くなったり、日中は熱くなったりと変わった気候ですよね...

さらにコロナウイルス、変異株N501Yの感染者も急増し第4波に入った模様ですね。

皆さんも体調には十分気を付けてください。

 

今回のブログでは1人の患者さんについての特集です!!

 

昨年8月から通院してくださっていたK さん3月末ですべての治療が終わりました!!

今回、このKさんが来られてから終了までの治療の全てを皆様に見ていただこうと思います。

以前にもホワイトニングや審美補綴の紹介で登場しているKさんですが、来院されたきっかけは審美改善でした・・・・

 

主訴

●前歯をきれいにしたい

●歯を全体的に白くしたい

他に自覚症状を感じるところはなく、今回歯科治療で何回も通うとは思っていなかったようです。

初めて来院された日の口腔内検査では、

 

 

上顎に4か所、下顎に2か所の虫歯が見つかりました。

さらに左下の銀歯が入っている歯は根っこが折れている状態でもありました。

 

左下は症状が出ていないということもあって、患者さんと相談した結果、強い希望である前歯を始めに審美改善していくことになりました。

 

上の前歯ですが、元々神経のない歯で特に2本が変色していました。

歯を大きく削り仮歯を作成します。根っこの状態は良好で再根治は必要なし。

コア(土台)の形成から行うことになりました。

左上2番目の歯のかぶせ物も外し、以前より前に歯を出して歯列を合わせていきました。左右4本でバランスを合わせていきましたが、

TF(試適)の日に装着したところ、少し出っ歯のような感じが残ってしまい・・・やり直しです。

歯の大きさや形で印象が大きく変わっていきます。

技工士とKさんの意見をふまえて打ち合わせを行いました。

そしてKさんの希望の歯の色が明るめなこともあって、ホームホワイトニングを行うになりました。

 

 

完成した歯を見て、Kさんは歯の白さ、形、共に気に入ってくださいました。

前歯は一番気にされてましたし、見ていただくまでは心落ち着かない時間でしたね。

ここからは奥歯の治療に入っていきます。

まず痛みがいつ出てもおかしくない左下の治療となります。

破折している歯は抜歯です。

本人は痛みもない歯を抜かないといけないことをすごく残念だと・・・

最後まで本当に残せないのか悩んでいるご様子でした。

実際に破折している箇所をみていただき、今後起こりうる症状をお伝えしたところ、ご納得されたのですが、

Kさんのように症状を感じていない状態の歯ほど、本当に必要な治療なのかと疑問に感じられ不安になることもあると思います。

きれいわ歯科ではいい治療だからといって無理に治療をおこなうことは致しません。

文末にも書かせいただきすが、

治療に関してお話する機会を作らせていただき、患者様のお考えをふまえて治療を行っております。

Kさんもこのような形でご説明させていただき、”しっかり不便のない、清潔感のある口腔内にしていく”を目標に治療をおこなっていきました。

 

 

その後の治療では歯を抜いた箇所の傷が治るまでの間、ほかの虫歯の治療を進めました。

 

右下の奥歯の虫歯の治療では、以前の治療でインレーが入っており、かなり大きく削ることになりました。

今回は神経を残した状態で症状も落ち着いているので、CADCAMという保険適用の白いかぶせ物で治療をおこなっております。

 

 

 

左下、歯を抜いた箇所にはBRで歯を作ることになりました。

今回は支えとなる歯の状態が良好であるのでインレータイプのBrにしております。審美面においても配慮した形でもあります。

 

 

 

 

印象(型どり)が必要なところは以上となり、あとは光充填による治療を行いました。

大きな処置では、カリエスリスクの高かった親知らずはすべて抜きました。特に左下の親知らずは汚れが溜まりやすく

歯肉炎もおこしている状態でした。

 

 

治療を終えた口腔内

 

 

 

Kさんの来院きっかけは審美改善であったことからもお分かりいただけると思います。

Kさんは日常に歯の痛みがあったわけでもなく、不具合を感じていたわけでもありません。

しかし実際プロによる検診をおこなうことで大変な状態であることが分かったのです。

そして何より、Kさんがこれからのご自身のお口の状態をどうしていきたいかと考えて下さった事が大切で、

根気強く通院してくださったことが全てです。

 

 

 

きれいわ歯科ではコンサルの時間を頂き、しっかりDrの治療プランをもとにコーディネーターが説明をおこないます。

患者さんの不安や希望を伺い、治療の方向性を決めていきます。

患者さんは自分のお口の中の何が悪いのか、何も知らないで治療していくと治療が終わるまでに、いつまで通うのかがわかりません。

そのうち、痛みがなくなったから大丈夫という誤解がうまれることもあります。

治療が途中の状態となりお口の環境は崩れ始めてしまいます。

後悔しないよう、今のうちにできることやっていきましょう!!!