コラムColumn
「文武両道」の子どもに育てるには、まず歯科矯正から?!
皆さんこんにちは。
岡山市北区津島京町の「きれいわ歯科」です。
当院は、岡山市内でも有数の人気学区の「京山中学校エリア」にあります。
中学校は医院のすぐ近く。このエリアを選んで引っ越してこられる方もいらっしゃるほど、みなさん、お子さんに対する歯への意識も高いです。
歯科矯正で歯並びが整うと、よく噛めて頭の血流が促されるだけでなく、体幹がぶれなくなるなど、運動面においても良い効果があるのをご存知かもしれませんね。
今回は、そんな小児矯正の発育への良い影響についてわかりやすく解説します。
普段からお口ポカンの状態が続いているお子さんには、歯並びの異常がよく認められます。
出っ歯や上下の歯列にすき間がある「開咬(かいこう)」などは、本人の意識とは関係なく、口呼吸が促されてしまうのです。
この「口呼吸」はいろいろな面で、お子さんの発育・健康に悪い影響を与えます。
◎風邪などの感染症にかかりやすい
口呼吸では、吸った空気がダイレクトに気道へと入っていきます。
空気中には無数の細菌やウイルスが含まれており、それがそのまま喉の粘膜などに付着すると、感染リスクが大きく上昇するのです。
また鼻には天然の加湿器とも呼べるメカニズムが備わっているので、口呼吸から鼻呼吸に変わるだけでも、感染リスクは大きく下がります。
◎お口周りの筋肉・骨の発育が遅れる
口呼吸は、お口周りの筋肉がゆるんだ状態ですので、その発育も遅れます。
同時に顎の骨の成長も遅れてしまうため、歯並びの乱れがさらに悪化します。
こうした口呼吸によるデメリットは、矯正治療で歯並びをきれいにすることで解消できます。
矯正歯科治療が文武両道に役立つ理由は次の通りです。
◎良く噛めるので栄養を十分に摂れる
歯並びが良くなると、効率良く噛めるようになって食べ物をよくすりつぶせるようになり、唾液も増えます。すると胃腸への消化吸収も高まり、十分な栄養が摂れるようになります。
その結果、健やかな身体を育むことができます。
◎頭の血流が良くなる
しっかり噛むことで、お口周りはもちろんのこと、頭の血流も良くなって脳の働きが活発になり、「よく集中できる」など勉強にも良い影響が現れます。
しっかり噛めることが脳への刺激となるのは、認知症予防の研究でも明らかです。
◎身体のバランスが良くなる
私たちが食べ物を噛む時、いわゆる“そしゃく筋”だけでなく、首や肩、ひいては背中の筋肉までが連動します。
矯正で正常なかみ合わせが得られると、全身の筋力バランスが整い、体幹も安定するのでスポーツのパフォーマンスが向上します。
このように、お子さんを文武両道に育てたいのであれば、まずは歯並びの状態に注目しましょう。
当院までご相談いただければ、矯正治療が必要かどうかも含め、お子さんの歯並びを的確に診断いたします。
最近の投稿
- セラミックの白い歯と保険診療の被せ物の違いとは?むし歯治療の選択肢をご紹介
- 歯石取りって痛い?痛くない?【歯医者が苦手な人へ】
- 前歯だけ、気になるところだけ!短期間で歯並びをきれいにする方法【セラミック治療】
- 金属アレルギーを起こしていませんか?銀歯を白い歯に変えたらどうなる?セラミック治療について
- 黒ずんだ歯ぐきは「ガムピーリング」できれいなピンク色に!【審美歯科】