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セラミック治療といわれたけど・・・
2022.03.24(木)
こんにちは😃きれいわ歯科のブログを見て頂きありがとうございます。
暖い日が増えてきました。春の訪れももう少しといったところでしょうか(^ ^)
今回のブログの内容は、
久しぶりに患者さまの症例を見て頂き
皆さんにも歯科の知識を知って頂ければと思います!!!
先日、県外の歯科医院にて前歯の審美治療を行ったKさんです。
Kさんは、『綺麗にしたくてセラミック入れたのに・・・納得できなく・・・』と、
きれいわ歯科に来られた方でした。
初診コンサル時のお話しの内容から、今の状態にご不満があるという事は本当によく伝わりました。
何とかしてあげたいと、この患者さまの理想とする状態をお伺いし、
そして今の状況も確認・・・・。
この日はお話しだけとなりましたが、そこから全体の希望に沿ったプランを作成していきました。
そして次回来院された時にもう一度、金額も照らし合わせながらご相談させていただきました。
初診時の写真
これを見る限り、白くてきれいな歯だと思われるかとおもいますが、
この方が気にされているのは、
差し歯をしている!!!
って感じが見てわかるところだそうです。
それは何でそのような印象を与えてしまうかという事ですが、
この方がされたセラミックの被せものは、
メタルボンドという内面に金属が使用された補綴物です。
天然歯との透過性に大きく差があり、
この方の言われる通り、まさに差し歯であることが分かりやすい補綴物にもなります。
(左:オールセラミック右:メタルボンド)
健康なご自身の歯は、自然に光が当たると透き通ります
メタルボンド等の金属を使用したかぶせものがあると違和感があり差し歯をしている!!
ということがこの写真を見てもお分かりいただけると思います。
被せ物には様々な種類がありますので、
このようセラミックをつけてもらったのに!!という患者さんの誤解がなぜ起こるのか・・・
それはただ単純に説明不足として考えます。
患者さんも自分に合ったものがどれなのか悩みますし知らなかった知識を一度に伝えられても理解できているかわからないですよね。
患者さんの希望をお聞きし一緒に考えて選んでいくことをきれいわ歯科はおこなっています。
そして、ご自身のお口の中にどんなものがあるのか知って頂きたいと思います。
口腔ケアは歯科院側がしっかり掃除してれば大丈夫?!ではなく、患者さんといっしょにケアしていかなければよい成果は得られないのです。
ですから自分の口の中に関心を持っていただく、口腔ケアへの意識高めてもらう。このようなことをきれいわ歯科ではお伝えしていきたいと思います。
➡
初診時 オールセラミックに変更後
どちらが自然でしょうか?
きれいな口元であると言うことはご本人の意欲ややる気などを上げるだけではなく、
他者からみてもその人の印象に大きく影響があり、多くの方に好感を持たれるのです。
アメリカの心理学者メラビアンが提唱したメラビアンの法則では、
人の印象を判断する情報として3つ
視覚的情報55%
聴覚的要素38%
言語的要素7% とされています。
更に深く見ていくと視覚的要素の71%が顔を重要視しているというデータがあります。
口というのは、目に続いて第2とされ、とても重要視される場所といえます。
もうすぐ4月、春は出会いの季節です。
第一印象をよくして新生活をスタートしてください!!!
顎関節症の治療とは
2022.03.12(土)
こんにちはきれいわ歯科のブログを見て頂きありがとうございます。
きれいわ歯科では2月に
バレンタインデーのイベントを行いました!!!
来院された方にささやかな贈り物、贈り物の中は・・・・
このような感じで、ラッピングしておりましたが、中身には口腔ケアグッズとしてワンタフトブラシを・・・
これまで、歯磨きだけではなくて、フロスを使用していきましょう!!
とお伝えしていますが、更にもう一つご紹介させて頂いているアイテムがあるのです。
それがワンタフトと呼ばれるもので、歯ブラシの毛先が小さく、毛先が一つにまとまったブラシです。
通常の歯ブラシでは届きにくいところを磨いてくれる万能歯ブラシといった感じでしょうか。気になる方は気軽にお問い合わせください!!!
さて、今回は1月にご紹介している症例に関連した話題をもう一つお話ししていこうとおもいます。
それは顎関節症(TMC)についてです。
口が開けにくいや口を開けると音がするなどといった症状がでたことはないでしょうか?
顎関節症は
●口を開けたり閉じたりするときに音がする(顎関節円板障害)(変形性顎関節症)や
●口が開けにくい、(開口障害)
●顎が痛い(顎関節痛障害・咀嚼筋痛障害)などの症状をまとめた病名です。
他にも頭痛や肩こり、めまい、目の疲れなど副症状がみられることもよくあります。
顎関節症は何科にいったらいいのか・・・悩まれる方も少なくないと思います。
顎関節症のご相談は
歯科(口腔外科)でおたづねください!!
(重度の場合は更に詳しく見ていただける大学病院をご紹介させていただく事もあります)
では、顎関節症の治療方法ってどんなことをしていくのか・・・
大きく分けて5つ
薬物療法・理学療法・運動療法・スプリント療法・心身医学療法とありますが、
医院によって行われる治療法は異なります。
きれいわ歯科では、スプリント療法をメインとした治療を行い、患者様の症状を改善・再発予防しております。
顎関節症の発症のメカニズムは不明なことが多く
これまでは歯並びの悪さが顎関節症をおこすというようなことも言われていましたが、最近の考え方としては、環境因子や行動因子・宿主因子・時間的因子などのリスク要因が複数積み重なることで顎関節症を引き起こすとされ多因子病として認められてきています。
テーマパーク8020より参照
前回、口が開かなくなった方もすぐにマウスピースを作成して・・・とお伝えしましたが、
このマウスピースと言うものがスプリントと言われるもので、この方もこの治療方法によって顎関節症が改善し、開校障害が和らいだのです。
この治療は、就寝中の歯ぎしりくいしばり(通常食事時の2倍以上とされる大きな負担がかかります。)の負担を取り除くためにマウスピースを就寝時に装着してもらいます。
マウスピースにも目的によって上顎で作成したり下顎で作成し、厚みや当て方もその人の症状に合わせ作成していきます。
もちろん、そのまま使いっぱなしではいけません。
マウスピースも定期的に調整を行わなければなりませんので、作成された方は定期検診時にお持ちください。
正しい噛み合わせ、歯並びの条件
2022.02.13(日)
こんにちはきれいわ歯科です。
いつもご覧いただきありがとうございます。
先日2月3日節分がありました。👹
この様な行事には地域によって過ごし方が違ったりしますよね!!
「鬼は外!!福は内!!」この様な掛け声も地域によって違うそうですよ。「福は内」だけだったり、「福は内、鬼は内」などもあるそうです。
岡山では良く聞かれる『鬼は外!!福は内!!』というのが一般的でしょうか。
さて、前回顎関節症によって口が開かなくなったケースをご紹介させていだきましたが、
きれいな嚙み合わせ・歯並びであるとこは見た目が良くなるということだけではなく、ご自身の健康に関わってくるものなのです。
そこで今回は
正しい噛み合わせ・歯列
について皆さんにお伝えしていこうと思います。
まず、きれいな歯並びには条件があります。
皆さんもご自身の歯並びと見比べて見てください!!
正面から見たとき
➀上下正中線が一致している
➁上下の歯頚部の歯肉ラインが均一
➂前歯の切端ラインのバランスが良い
●前歯より上の前歯の方が前方に出ていて、その前後差は2~3mmになっているのが理想的です。
2~3mm以上出ていると出っ歯や下顎が後方に下がりすぎている可能性があります。
●反対に、上の前歯より下の前歯が前方に出ているのは受け口(しゃくれ)と呼ばれる状態です。
この様な歯列の場合お顔の印象も大きく変わります。
前回ご紹介させて頂いた方は一部反対咬合であったため正面からの人相にさほど違和感はありませんでした。
奥歯の理想的な嚙み合わせ
●奥歯の山になっている部分は、下の歯と歯の間に位置するようになります。
その為、さらに奥の歯においては、下の歯の半分のところに位置するようになります。
●歯をギシギシと歯をスライドした時に
上下の犬歯で嚙み合わせると、奥歯が当たらないようになります
このことを犬歯誘導といい、奥歯に負担がかからないようになり、安定した嚙み合わせであると言えるのです。
理想的なお口の見え方
●笑ったときに歯茎が見えすぎていない
●エステティックライン Eラインが理想的!!
オトガイ部(下あごの突端部)と鼻先を結ぶ線が、
上唇と下唇共に内側にある口元が理想的な美しい横顔として受け入れられたいます。
受け口や出っ歯があるとこの横顔をつくることができません。
下あごが大きかったり、上あごが小さすぎたりすることで
受け口になっていると出っ歯に見えている場合もあります。
受け口や出っ歯で悩んでおられる方も歯科矯正治療と手術などにより理想的な横顔に近づけることができます。
いかがでしょうか?それぞれの項目をさらに深く掘り下げていくと、どんどんきれいの定義は膨らんでいきますが、
今回は簡単に正しい嚙み合わせ、歯列がどのような状態であるかと言うお話をさせて頂きました。
少しでも気になることがありましたら、きれいわ歯科にご相談ください。
口が開かない!!!ほっておいたら治る!???
2022.01.27(木)
こんにちはきれいわ歯科のブログを見て頂きありがとうございます。
岡山市では
令和4年1月9日成人式がありました。
新成人の皆さん、そして保護者の方々おめでとうございます。
コロナ禍の成人式ではありましたが、今年、式典が行われたことは本当に良かったともいます。
さて、今回のテーマですが今回は来院されている方の治療を見ていただこうかと思います。
この方は、きれいわ歯科が開業して4か月が過ぎた頃に来院されました。
口が開かず、その後矯正をして嚙み合わせの改善をされました。
初めて来られた時のお話し・・・
「口が開かない、気づいたら開くようになるので、そのままにしていましたが、今回はなかなか治らないみたいで、
食事する時にとてもあけにくく、顎も痛いような感じがあって診て欲しいです。」
ということでした。
診察したところ、指2本縦に入るか入らないかというところまでしか口が開かず、
開けると顎に違和感があるということでした。
まずは
マウスピースを使用し、口の周りの筋肉をほぐしていき症状を軽減していきました。
型取りは通常よりも高さのないトレーを使用して、患者さんの負担が少ない程度に型取りをさせて頂きました。
マウスピースを使用していただき、顎の違和感自然に口が開けるようになるのに2か月程かかりました。
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上の前歯1本が奥に下がっており、下の歯の方が前に出ているところがあります。
この箇所が、この方のかみ合わせで一番の問題点なのです。
この様に写真・模型などを使用し、顎関節症の原因となっている噛み合わせについてご説明させていただきました。
今はマスクを使用しているし、歯並びも良くなるならと矯正をおこなって症状の改善をご希望されました。
月に一度メンテナンスに来ていただき矯正も順調に進めていきました。
1年後の状態です
下がっていた前歯が周りの歯と同じ位置に並んできています。下の歯を乗り越えて前に出ているのも見てわかると思います
矯正装置(ワイヤー・ブラケット装置)を取ったのはこれから2か月後です。
見た目にも改善ができ、ご本人はすごく喜んでいらしゃいました。
この方の治療後のお話し
「痛みというほどではないが、気になる刺激みたになのは処置後に何度かありました。
我慢できる程度でしたし、1週間もすると気にならなくなっていました。
矯正は痛みもあると聞いてたので、不安に思っていたけど私は問題なかったです。
痛いと感じたのは、ワイヤーが唇の裏側にあたったときだけです!!それも、すぐ対応してもらったので大丈夫でした。」
ここで少しご説明します。
歯科矯正において痛みの理由は大きく分けて2つあります!!
①歯が動くときに感じる痛み
➁矯正装置が舌や口の粘膜にあたることで傷つけてしまうことでの痛み
痛みには個人差はありますが、虫歯や歯周病の痛みとは別物。
痛みの対処法としては、
①であれば、基本的には処置後3日から1週間で自然に落ち着きます。
矯正装置も進歩しており、昔のワイヤーよりも弱い力で継続的に動かす力を与えることができるようになっていますので、矯正=痛いとは変わってきております。
(以前矯正をされていたという方の中に、痛みに耐えれず途中でやめたという方がいらしゃいましたがそのようなケースは最近ではなくなってきているように思います。)
➁であれば、調整によって改善します。潰瘍ができるまで我慢せずに痛みが出たらすぐにお越しください
現在、保定装置を歯の裏側にしております。
動かしたばかりの歯が元の位置に戻らないようにしばらくの間装着する装置です。
この方の今後は、
定期検診によりメンテナンスをおこない、保定装置があることで清掃しにくいところもケアさせて頂くようになります。
口が開かないことがある方、開けにくい方。
歯並びが気になっている方、一生ご自身の歯で不自由なくお食事できるようにきれいわ歯科がお手伝いします。まずはご相談ください!!
謹賀新年🌄
2022.01.04(火)
新年、明けましておめでとうございます。
2022年も岡山市北区津島 京山地区を中心に
一人でも多くの患者様に寄り添い沢山の笑顔に出会えるよう、スタッフ一同頑張って参ります。
本年もきれいわ歯科を宜しくお願い致します。
新年は1月4日から診療をしております。
そして、通常木曜日を休診日にしておりますが、
1月6日と1月13日は通常通りの診療をおこなっております。
お口のお悩み等ありましたら、気軽にご相談ください(⌒∇⌒)